見舞い

父と2人で、入院している母の見舞いに行ってきた。
入院と言っても検査入院で、何もなければ木曜日には帰ってくるらしいのだけど。
たかだか数日の入院生活の中で、母はしっかりと病人になっていたように見えた。
採血の影響か、薬のせいか、頭痛などを訴える母の肩を、父が揉んであげていた。

そんな両親の姿が、亡くなった祖父母の姿に少しダブった。
今でもバリバリと働き、月に数回はゴルフに行くような2人だけど、確実に彼らの老後は近づいてきている。
両親が祖父母にしてあげた役割を、自分が務めることになる日が、いつか来る。
果たして自分に何ができるのか。
長男として、しっかりと見送ることができるのか。
そんなことを考えながら、2人をしっかりと見ることができず、ぼくは多くの時間、視線を落としていた。

見舞いを終えた後、父と2人で食事をした。
家族の話も仕事の話題も出ない、そんな時間だった。
今日は、それでいいのだと思う。

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