残業云々
何年か前、当時勤めていた会社の企画で、ホワイトで有名な某企業の社長にインタビューをさせていただいたことがあった。
その方は、残業代を「コスト」だと言い切っていて、コスト削減のためにも、残業はしないほうがいい、と話していた。
その話の中で「世の中には残業代を払わない、いわゆるブラック企業と呼ばれる会社もあるが・・・」と話をしてみたところ、気持ちのよいくらいにバッサリとぶった切ってくれた。
近頃、世の中では会社員の残業やら、働き方のことやらについて取り沙汰されている。
残業を月100時間以内とか、年間で何時間とか、いろいろあるみたいだ。
自分は会社員ではないし、時間ではなく成果で仕事をしているので、はっきり言って関係のない話である。
ただ、将来的に、もしかしたら経営者という立場になり、人を使うこともあるかもしれない。
そのときに、いかに効率的に仕事を振り分け、短時間で成果を出せるかというのは、大きな課題になるはずだ。
精神論を振りかざすだけで人は動かないし、そうはなるまい、とは思っている。
お金のために仕事をするのは当たり前。
そこに余計な精神論が絡みついてくることが非常に多いのが、今の日本社会である気がする。
その一端で、もっとも分かりやすいのが、いわゆるサービス残業というやつなのだろう。
させる方にとっても、する方にとっても。
まあ、成果を問われる営業さんとかだと、また少し違うのだろうけど。
お金のことをもう少しクリアにして、声高に主張できるようになれば、みんなもっと気分よく生きられるのにな、と思う。
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