節税対策と、将来の備えと
小規模事業者共済と県民共済を申し込んだ。
この先何が起こるか分からないし、何か起きた時に何とかやっていけるようにしておきたい。
まあ、ここにきてようやく将来の備えを多少考えられるようになった、という点が大きいのは否めない。
今更かよ? という感じではあるのだけど。
加入の際、特に小規模事業者共済に関しては、自分でいろいろと調べてみた。
小規模事業者共済は個人事業主や小規模な会社の経営者などが加入できる共済で、毎月お金を積み立てていき、事業を廃業、あるいは15年以上払った上で65歳になった段階で受給することができる、経営者の退職金のようなもの。
掛け金は全額所得控除されるだけでなく、共済金として支払われるお金は退職金扱いとなり、計算式に基づく額までは非課税となる。
勤続20年以下:40万×勤務年
勤続20年以上:800万+70万×(勤続年数-20年)
やりようによっては、払うときももらうときも税金対策になるのだ。
ただ、いい話ばかりではない。
小規模事業者共済を自己都合で解約した場合、20年未満の支払いであれば元本割れをしてしまう。
つまり、一度申し込んだ以上はやり続けなければいけない、ということだ。
申し込みに際しては、自分がこれからずっと個人事業主・フリーランスとしてやっていくための、覚悟が問われている気がした。
少し躊躇もしたのだけど、今更会社員に戻ろうとは思わないし、戻れるとも思わない。
腹をくくって書類を書き、提出。
一緒に幾ばくかの現金も納めた。
あとは数十年、最後までやり遂げるだけだ。
払ったお金を無駄にしないためにも。
ちなみに、個人事業主と法人の役員の場合は微妙に扱いが違い、もし個人事業主が法人の役員になると、一旦解約した上でそれまでの契約を引き継ぎ再契約、という処理になるらしい。
そのことを電話で尋ねたとき、「万が一法人化したときは・・・」と言われ、思わずツッコミを入れてしまった。
自分だって、将来的には法人を立ち上げることを考えていないわけじゃない。
万が一とか、言わないでくれ。
詫びはきちんと入れてくれたけど、あまりいい気分ではなかった。
今に見ておれ。
やる以上は、このままじゃ終わらねーぞ。
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。
- トラックバック URL
この投稿へのコメント