仕事の話
朝8時半から始まった仕事は、時計の短針がきっかり一周した頃に終わった。
朝から何も食べていなかった僕は、かみなりラーメンという名の激辛ラーメンと餃子にライスをひとりで食し、帰宅。
ネットを見て、風呂に入って、缶ビールの封を開けたところで、この日記を書き始めている。
仕事は仕事として、もちろんしっかりやるつもりではいる。
自分の仕事が、責任あるものだとも、頭では理解している。
ただ、一方でわだかまりのようなものは日に日に大きくなってきているのも、感じていた。
ぼくはこのままでいいのだろうか。
ある意味、今日はその答えを確かめる場でもあった。
13年前は、ただただ無邪気で、純粋だった。
そして13年後の今は、立場も変わり、責任もついた。
あの頃憧れだった人物は、今日は自分の隣に座っていた。
話しかけられなかったけど。
そんなことが、少し不思議だった。
カミングアウトしてしまうが、今日は仕事をしながら、仕事を忘れる瞬間が何度かあった。
そのときには、確か周りの迷惑とかは一切考えず、思い切り腕を突き上げていた。
ほんの1秒ほどだったと思うけど、ある意味で、そうした瞬間があったということは、まだ自分の中の大切なものは、心のどこかに残っているということなのだろうと思った。
まだ自分の中の情熱は死んでいない。
それが確認できただけでも、良かったと思う。
もしかしたらそれは、あの場の熱にあてられただけかもしれない。
ただ、そんな雰囲気が好きなのだ。
そこにもっと、もう少し、携われたらいいと思う。
さて、そのために何が必要か。
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