あらびき団

あらびき団、オールナイト祭を見た。
今年はオールザッツ漫才(関西で年末の深夜にやる朝までぶっ通しの生放送お笑い番組)が関東でやらないというのでがっかりしていたのだけど、
そこに飛び込んできたあらびき団復活の報。
こりゃあリアルタイムで参加するしかねーぜ、ということで、普段は家で飲まない500mlの缶ビールを用意して、途中で雪見だいふくなんぞを食べながら、最後まで視聴した。

この手の復活番組、実際に見てみたら結構前と違うということがあるが、最初のネタを見て「あらびき団が帰ってきた」と実感できた。
それがすごくうれしかった。
東野幸治のどんなネタにも対応できるツッコみ、そして他の番組ならありえない、ネタが滑って「うわぁ・・・」ってなる空気を厭わないスタンスが、オンリーワンな感じがして大好き。

以下、記憶に残っているネタの感想。
詳細なバレは書きません。

・ゆーびーむ
第1部トップバッター。
新顔組のこの人のネタにかつてのあらびき団テイストがそのまま出ていたので安心した。
ネタがおもしろかったかどうかはまた別の話。

・スルメ
あらびきにも程があるやろ・・・とは思うけど、やめてくれとは思わない。

・トマト博士
ぼくは生のトマトが苦手です。
あれは飲めないと思う。

・ロボット漫談の教授
あのネタは方向性まで含め、ある程度デザインされていたのだと思う。
こういう最先端の技術やノウハウ使ってバカなことするのホント好き。

・キュートン
年こそ食ってたけど相変わらず、安心して楽しめた。

・ハリウッドザコシショウ
R-1チャンピオンという肩書き、あのロケVTRを流した上で、あんなクソみたいなネタ(褒め言葉)をやるのがこの人。

・ハブサービス
北海道新幹線のクオリティの高さと、それ以外の低さよ。

・ミキ
THE MANZAIで初めて見て、しっかりした漫才をできることは知っていたのだけど、あんなネタ持って来たところがあらびき団を分かっている感じがして好き。

・銭湯で戦う人
何か本気でぶん殴ってるところはおもしろかった。
ただ、牛乳瓶ボウリングは危なすぎる。
体張ってる系。

・風船太郎
ド安定の面白さ。
風船太郎さん出てると「あらびき団!」って感じする。

・安穂野香
相変わらず、どこか違う世界線で生きてる感じのするほのかちゃん。
曲のセンスは秀逸。
ただ、どこまでが素でどこからがネタなのかがホント分からない。
あと、この人の出番のときは番組のカメラワークの秀逸さがはっきり分かる。

・沼津の飯田さん
「出たー!」と思わず口に出す。
この人も一般人枠の常連さんで、なくてはならない1人ですやね。

・村上ジョージの娘
ホラン千秋にアレをぶつけるところが、さすがあらびき団。

・りなんなん
もういい年じゃねーのって思ったけど、まだ26なのね。
最後のフリップが一番おもしろかったけど、同時に「えぇ・・・」って感じになった。

・インドネシアの住みます芸人とCOWCOW
現地で売れているらしいが、何となく分かった。
お客さんのインドネシア人がいい人そう。

・システマの人
アイヒマンスタンダードだったんだあれ。
スタジオ周りも巻き込む感じもあらびき団らしいですやね。

・ガリガリガリクソン
おーこわ。

・軟体の人。
どんな体してるんだ。
すごいけどなんか怖い。

・ホラン千秋の後輩
決め顔がむかつくのがおもしろい。

・とくこ
この人もどや顔がイラおもしろい。
あと、後ろでちゃんと見えてないやつとかもシュール。

・メグちゃん
あんなことになっていて、そこから復活して元気な姿を見られたのはよかった。
何事も恐れずやりきれるスタンスはすごいと思うけど、ちびっ子はあの芸風をそのまま真似しちゃいかんと思うぞ。

・庄司智春
間違いなく今回のMVP、深夜3時半に大爆笑した。
元ネタこそ噂程度でしか知らなかったものの、ビジュアル、ネタの作り込み、最後のオチ(?)、完璧だった。
そりゃ2016年最高の輝きですわ。

・とろサーモン久保田
メグちゃん→庄司と来て、最後にこの雑さが来るジェットコースターのような展開。
この気持ち良く終わらせない感じがあらびき団だよなあ。

見たかった人は他にもいたけど(モンスターエンジン西森、キャプテン渡辺、ビタミンZ、みちゃこ、マリリンジョイetc)、5年経っていればいろいろあるのだろう。
CMが多いとか、ロケが多いとか、いろいろ思うところもあったにせよ、また不定期でいいので深夜帯にガッツリ放送してほしい番組です。

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