例の問題について思うこと
近頃国会を騒がせている例の問題について、ぼくが関係野党に対して思っていることを表すなら、この画像で十分事足りる。
サッカー、野球、バスケ、ラグビーなど、スポーツ選手にファンが求めるのは、いいプレーをしてチームを勝利に導くこと。
ミュージシャンにファンが求めるのは、すばらしい曲を作り、それにふさわしいパフォーマンスを見せること。
コックにお客さんが求めるのは、おいしい料理を作ること。
政治家に国民が求めているのは、何よりも、いい政治をして自分たちの生活を豊かにしてくれることだろう。
その「いい政治」というものの捉え方が人それぞれ違うから、政党政治が成り立つのだと思う。
海の向こう、アメリカでドナルド・トランプ氏が選挙に勝ったのだって、国民が支持したからに他ならない。
今、野党がすべきことは、より良い政治のビジョンを示し、国民の支持を得ることではないのか。
一生懸命与党を攻撃し、総理を引きずり下ろそうとしているようだけど、それは自分たちの理想とする政治をするための、手段のひとつでしかないはず。
果たして、総理を引きずり下ろした先に見る、彼らのビジョンはどこにあるのか。
きちんとしたものがあるなら、まずはそれを示せばいい。
まあ、一度やらかしている方々なので、信頼を得るのは難しいところもあるとは思うのだけど。
今の野党のお歴々を見ていると、手段と目的が入れ替わっているように感じられてしかたがないのだ。
そもそも、その根拠たるものが非常にあやふやで危なっかしい。
このままでは、踊らされていたずらに国会を空転させた、はた迷惑な集団として、国民から後ろ指を指されることにすらなりかねない。
ちゃんと俺たちの国をよくするための政策論議をしてくれよ、とつくづく思う。
政治家が国会で政治サスペンスやら政治エンターテイメントやらをやってどうする。
そんなのは、脚本家がシナリオを書いて、テレビ局がドラマでも作ってやってくれ。
ぼくは見ないけど。
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