名刺
引き出しの中を整理していたら、古い名刺の束が出てきた。
6年以上前、大阪で営業マンをやっていたころに集めたものだ。
たぶん、今後の仕事で活用できるのではないかと思って、置いておいたのだと思う。
1枚1枚、確認していく。
どんな会社だったか思い出せるのがおよそ半分。
どんな人だったか思い出せるのは、1割にも満たなかった。
そして結局、100枚以上あった名刺は2枚を残して処分した。
ふだんはなかなかものを捨てられないで取っておく性分なのだけど、別に持ってても意味はないかなと。
もしかしたら、宝の山だったのかもしれない。
でも、ぼくには価値が見いだせなかった。
人とのつきあいなんて、関係を築こうとしなければ、そのときだけのもので終わってしまうのだろう。
今後も、きっと多くの人たちと出会うだろう。
それをどこまで大切にするかは自分次第。
もちろん、全員と関係をつないでいくことは不可能だろうけど、もう少し、人との縁を大切にしたいと思った。
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。
- トラックバック URL
この投稿へのコメント